中年もっくんの投資と闘病の話

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透析患者と果物(カリウム)の話

こんにちは、中年もっくんです。

 

先日、親戚からイチゴ狩りに行ったおすそ分けを頂きました。

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イチゴは大好きなので、とても嬉しいのですが、なにせ透析患者はカリウム制限があります。果物は、健康体の人にとってはビタミン豊富で、積極的に摂取すべき食べ物です。しかし、透析患者はカリウム制限があるので、摂取量をセーブしないといけません。一日に食べられる目安を調べたので記事にして残しておきます。

 

 

透析患者とカリウム

カリウムは生命活動を維持するうえで大切なミネラルで、体内では一定のカリウム濃度が保たれています。通常カリウムは、その90%が腎臓から尿中に排泄されることで、体内のバランスが保たれています。腎不全になると、尿量の低下とともに、カリウムの排泄量も低下するため「高カリウム血症」を起こします。

高カリウム血症の症状は、
・脈の乱れ、動悸、息苦しいなどの心筋障害
・手足のしびれ、筋肉の脱力感などの神経症状
・吐き気、嘔吐などの消化器症状
・意識障害などです。
最も深刻な問題となるのが心筋障害で、カリウム値が高くなると不整脈などが出現し、最悪の場合は心停止に至ることもあります。

透析患者の場合、血液検査のカリウム値は5.5mEq/L以下が目標で、5.6~5.9は要注意、6.0以上は危険領域になります。

 

果物の1日の摂取量

1日の果物からのカリウム摂取量の目安は100㎎だそうです。各果物では、以下のようになります。

りんご 1/2(90g)
ぶどう 小1房(80g)
すいか 80g
みかん 1個(70g)
グレープフルーツ 1/4個(70g)
もも 1/2個(60g)
びわ 2個(60g)
いちご 3個(50g)
巨峰 10粒
オレンジ 1/4個(50g)
柿 1/2個(50g)
メロン 30g
バナナ 1/3本(30g)
キウイ 1/2個(30g)
干し柿 12g

カリウムは細胞の中に存在し、水やお湯に溶けるので、野菜などは小さく切って「湯でこぼし」「流水にさらす」などを行い、カリウム成分を少しでも除くことができますが、果物はそれが出来ないので、摂取量を減らすしかないですね。

頂いたイチゴは、小粒だったので5粒ほどミルクと一緒においしくいただきました。ちなみに妻と息子は自分の3倍ぐらい食べていました。ウラヤマシイ。

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食べるタイミング

増えたカリウムを透析で抜くことができ、体内の貯留時間が短くなるので、透析前がいいです。自分は透析中にフルーツジュースやフルーツオーレを飲む時があります。同じクリニックにはフルーツ持参で来られる患者さんもいます。前にちらっと見たことがあるんですが、あるクリニックでは、休憩室にフルーツが置いてて、患者が自由に食べられるそうな(量に制限ありますが)。すばらしいサービスですね。

一般的な週3日の透析を受けていると、透析間隔が2日空く場合があります。月・水・金曜日の人は土日曜日、火・木・土曜日の人は日月曜日ですね。この日にカリウムを摂取しすぎると、体内のカリウムの蓄積量が多くなるので、避けるべきです。
もちろん、血液検査でカリウム値が高い時は、果物を食べるのを控えるべきです。

 

透析患者さんは日々、食事・飲水制限で苦労されていると思います。でも、少量なら何でも食べられるので、好きな物、おいしい物を少しずつ食べて満足感を得ましょうね。

 

ではでは。

 

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